ムカデやヘビなど毒をもった生き物に刺されたり咬まれたらどうするか

身体を守る

アウトドア活動や田舎暮らしで思わぬトラブルの一つに、毒を持った生き物に刺される。または咬まれることがあります。

私も寝ているときに上から降ってきたムカデに気づかずに無意識に手で払ったことで顔面をムカデに咬まれたことがあります。

その時の激痛は今までで経験したどんな痛みも大したことが無いと思えるほどの激痛でした。しかもそれが数時間も続く長時間の激痛です。

これを教訓に毒をもった生き物に対する対処方法を考えるようになりました。

皆さんも、もしもの時の為に今回ご紹介する対処方法を知っておくことや、アイテムを備えておくことで、こういったトラブルに対して冷静に対処することができるようになります。

まず何をすべきか

  1. 患部の毒を指で押し出したり、ポイズンリムーバーで毒を吸い出す→口で毒を吸い出して吐き出すというのをテレビや何かで観た記憶がある方は真似ないでください。口から毒が入る危険性があります。
  2. 蛇などに咬まれた場合は、血流を遅くするために患部より心臓側をタオルか何かで縛る(適度な血流を確保するため親指1本入るぐらいのすき間をあけること)
  3. 解毒効果を高めるため43℃以上のお湯で温める→低温では逆に毒の活性酸素が増加し痛みが増すことがある
  4. ムカデや蜂などに刺された場合は、蜂の場合はまず毒針を抜きステロイド薬を幹部に塗る
  5. 医者に診せる

 

どういったモノがあれば便利か

毛抜き

蜂などに刺された場合は、毒針をまず抜く必要があります。

ポイズンリムーバー

ポイズンリムーバーとは、注入された毒を吸い出す器具で、注射器のような構造でピストンを引っ張ることで負圧がかかりシリンダー内に毒が吸引されます。

ステロイド薬

ムカデに咬まれたときはその毒の主成分であるヒスタミンという物質を働かせないようにする「ジフェンヒドラミン」という成分が含まれているものを選びます。

ムヒSムヒアルファEX

などがそれにあたります。

 

まとめ

実際にムカデに咬まれた経験から、まず物理的に考えて痛みと細胞に対する影響を少しでも減らすために「体に侵入した毒という液体物質を少しでも排除する」ことを最優先に考え、ポイズンリムーバーで安全に毒を少しでも抜くことを考えるのが先決で、それから患部に対する痛みを和らげる軟膏を患部に塗布する。症状が治まらなかったり不安があれば専門家である皮膚科に診てもらう事が大切です。以前に毒虫に刺されたことがあればアナフィラキシーショックを引き起こすこともありますので注意が必要です。

自然環境の中では様々な生き物が生息し、それぞれが自分の身を守るため、サバイバルするためにそういった毒などの能力を身につけています。それらと全く接触なく生きていくことはできないので、それに対処できる方法を知っておくことで慌てずに対処できます。

 

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